ペルシャの魅力

42歳にしてイランの国の方と結婚をしました。 それまでのことや、これまで興味を持って接したことのなかった中東の文化やペルシャの美しさなどに初めて触れることを一緒に楽しんでいただけたらいいな、と思い書いていこうと思います。

3年前のことになりますが、2度目にイランを訪れたとき、運転免許取得の関係で、彼は1ヶ月先にイランに帰国していました。
その滞在中、彼より20歳年上の兄(長男)が脳梗塞を患い、幸い軽度だったようではあるようなのですが、右半身には違和感が残る状況となりました。

遅れて到着した私はすぐに兄の家へ。

「遠くからあなたが来たのに、こんなことになっていて。。。」というような言葉とともに、お互いに泣きながら挨拶を交わし、私もどのように御見舞いと心配の気持ちを表していいものか、ひたすら握手している手を両手で握ること、さすること、しかできず。。。伝えきれないこの気持ちももどかしく、まったくなーーー、と自己嫌悪。

少し落ち着いてお茶をしていると、私がもっとも頼りにしている姪っ子ちゃん家族がやってきて、兄のもとへ。

惚れ惚れするほどの、その圧倒的な包容感溢れるハグを見て、なんとも言いようのない自分の小ささを感じたものでした。

あの醸し出す雰囲気、包容の気持ちの現れ、全てを包み込んで大丈夫だよ、と伝える思いの強さ。
20歳近く年下と思うのですけども、もおお、尊敬しかない。。。そもそもこれまでも尊敬の念しかないのですけども、さらに。

ハグやスキンシップ(イランでの男女間は微妙なのところなですが)に慣れていない、人種的特性の違いもあることとは思いますが、みな人間。身近な人が病になったとき、あの包容力を持ち合わせたい、、、
と思うこの頃です。

あ、写真はイランモールで見つけた大理石のりんご🍎

先日、初めましてのお宅でご馳走になり、野菜ディップに並んでいた野菜にハマりました。

コリンキー、とても可愛いネーミングです。

近くのスーパーにも売っていたので、早速購入。かりこりかりこり、とても美味しい❤️

そして、生のままが一番美味しい。
かぼちゃの一種とは、知らなかったなー。

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たわわになるモノ、好きなんです。

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イランの田舎、彼の家族の故郷。ミヤネというところに彼の父(もう他界しています)が一人で植えて、残したりんご畑。

今年もたわわに実をつけているそう。

りんごの木を意識して見たことがなかったのですが、この場に花が咲く時期に訪れたことがあり、それはそれは花びらが落ちてくる様子がひらひら、ひらひら、幻想的でした。

こんなにりんご🍎が実るなんて。ほんとに豊かだなー。
彼は今すぐにでも飛んで行って、兄弟で収穫したい気持ちだろうなあ、と思います。

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