ペルシャの魅力

42歳にしてイランの国の方と結婚をしました。 それまでのことや、これまで興味を持って接したことのなかった中東の文化やペルシャの美しさなどに初めて触れることを一緒に楽しんでいただけたらいいな、と思い書いていこうと思います。

テヘランに住む一番上の兄夫婦は、比較的敬虔なムスリムです。

でも、強要はしません。

イスラムの考え方はとても厳しいのではないかと思っていましたが、みんなふんわりとそのような感じです。

厳しいと感じるのは周りだけで、本人はなんとも思っていない様子。

それは「自分」と「信じる何か」との関わりだから。。。

他人や周りの目は関係ないのです。

お祈りをするかしないか、チャードルを身に付けるか付かないか、ラマダンをするかしないか、全て自分でやろうと思うならばすればいい。

そんな感じです。

確かに、強要されているような気持ちになるなら、それは本物ではないのかも。



ときどき優しく提案もあります。

先日、彼の運転免許試験の前日にテヘランに滞在していたときのこと、

義姉が「明日の試験に合格するようにお祈りしておいたから、もしも受かったら、1Fのスーパーに来たお客様に何か振る舞うといいかも。」とのこと。

そして、無事に免許取得となったので、彼はスーパーを経営する兄にキチンとお支払い(いつも支払いを受け取ってくれません)し、いらしたお客様にお菓子を振る舞ったのでした。

その精神はなんだか好きな感じです

こちらから2回ほど、エアメールを送ってみたりしています。

早めに届けるには少し大きめな郵便局までタクシーで行きます。

14日ぐらいで日本には届いているようです。

3回目を送ろうと、今朝から郵便局へ。

窓口は並んでいるのかいないのかよくわからない人溜まりがいつもあります。順番待ちがよくわからない。

キチンと並ぶ日本人はほんとに偉い!

掻き分け、いつもの感じでエアメールをカウンターに出すと

「宛名と差出人をローマ字で印刷したものがないと出せない。向こうに部屋があるからそこで作ってもらって」と。。。

えええ???この前までそんなことなかったのに。

言われた部屋に行くと女性が一人、PCを前にカウンターで待っている。

封書を差し出すと、慣れない感じで宛名と差出人をPCに入力して、シール状のシートに印刷。

これに30分。。。

しかも、途中、私が変わって文字打ちすることも それでも有料。

印字してもらったものを持って、再びカウンターへ。

たった1通の封書に、エアパッキン付きの封筒を渡され、これに封書を入れて印刷した宛名を貼れと

えええ????
こんな大げさな封筒に封書だけ入れたら恥ずかしい!!

なんとか小さいものに変えてもらい、宛名を貼る。

今度は宛名を貼る位置が違う、カットして貼れなどと、剥がしたり、あれこれ指示され、再度別の部屋へ。

宛名と差出人を指定箇所に貼り、再びカウンターへ。前回の2倍近い料金を払い、完了。

そしてたったこれだけのことに2時間半

そして郵便局は早く閉まるのです。

なんとか手間を作ってお金を支払わせようとするこのやり方。公共機関の手続きにはとても多く見られます。

こちらの時間ばかり取られて嫌になります





今日は金曜日、イランは休日です。

彼の友達の家へランチに呼ばれ、11:00ごろから伺いました。

ランチの後、友人家族と公園へ。



休日の公園は大きくても小さくても、日陰があればそこにラグを敷き、チャイや果物、木の実などをいただきながらのんびりと過ごしている姿が見られます。



紙コップやプラスチックなどはなく、日常使っているものを持ち出します。ポットにはたっぷりチャイ用のお湯を入れて。



カラフルな遊具


炭を入れていつでもケバブができるかわいい設備もあちこちに。


優雅な休日となりました

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