ペルシャの魅力

42歳にしてイランの国の方と結婚をしました。 それまでのことや、これまで興味を持って接したことのなかった中東の文化やペルシャの美しさなどに初めて触れることを一緒に楽しんでいただけたらいいな、と思い書いていこうと思います。

July 2016

イランは外食するときのバリエーションがとても少ないと思います。

あるのは、ピザ屋、ケバブ屋、水タバコとチャイを楽しむお店、ぐらいでしょうか。

家族で出掛けたときは、車いっぱいに鍋やフライパン、ガス、食材、クーラーボックスに飲み物、を詰め込んで出掛けます。

安易にレストランなどには入りません。

高いから、という理由もありますが、それにしてもなぜこんなにも外食産業が増えないのかなあ、と疑問に思っていました。

でも、答えは簡単。

「誰が何を入れて作っているかわからないものを食べたくない。」

日本でこの言葉を聞いたら、よほど食べ物にこだわっているのか、と思いますが、どうやらこの考えが一般的のようです。

私は昭和世代ですので、添加物がたくさん入り始めたころに成長してきました。

一時期、食堂のようなところでは「味の素」が並ぶ光景も見たように思いますが、最近はあまり見かけませんね。

身体にもよくないと聞いたことがあります。

そのような、「素」が何でてきているかわからないものは口にしない。

あれだけの準備をする手間を厭わず、徹底したその感覚に、潔さを感じるのでした。

梅雨明け宣言が待ち遠しい気持ちですが、そんな気持ちはどこかに取り残されたようにすでに夏の陽気ですね。

毎日、お弁当を作っていますが、梅雨から夏にかけてはちょっと心配。梅干しは欠かせません。

ウィルス撃退にも効果があるとか。

梅干しは日本だけのものかと思っていたのですが、イランでも「のし梅」のようなものをよく食べていました。

行楽地のようなところに行くとカラフルなのし梅の柔らかいものがたくさん売られていて、カップに入れてもらってスプーンで食べていました。

これがなかなかの酸っぱさ!

酢を使った食べ物も多かったなあ。。。

発酵食品、保存食品、燃えるような夏になるイランでは冷たくない食べ物で身体をいたわっているようでした。



テレビ番組で「シソの葉」はこれからの季節にたくさん摂るといい、とやっているのを二人で観ていました。


翌日、早速シソの葉を買ってきてくれた彼。


それは「えごま」でした。。。


ま、えごまも身体にいいことは間違いないでしょう。


海苔とアボガド、プロッコリースプラウトを乗せて、ワサビ醤油でいただきました

明日ぐらいにラマダンは終了のようです。

新月を肉眼で目視したら終了〜〜。

まるで桜の開花宣言みたいな。。。

連絡が待ち遠しいでしょうね。


断食明けは年明けのようなお祭りごとになるらしいです。

そんなイランも見てみたいです



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