ペルシャの魅力

42歳にしてイランの国の方と結婚をしました。 それまでのことや、これまで興味を持って接したことのなかった中東の文化やペルシャの美しさなどに初めて触れることを一緒に楽しんでいただけたらいいな、と思い書いていこうと思います。

December 2016

今年もあと1日ですね。

毎年、この時期に放送される「巨大マグロ戦争」

我が家のイラン人は大好きです。。。

まさに、今、真剣に観ております。

そもそも、マグロが大好物。

そして、マグロ漁にとても興味があります。

一発勝負的なマグロ漁と、その男前っぷりがどうやら好きなようで。

「スゴイデスネー」と言いながら観ていて、毎回恒例な漁師さんが出てくると、その人のすごさを説明してくれます。


皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

ノウルーズの前に、もうひとつ。

イランでは冬至を「ヤルダーの夜」と呼び、とても大切にしています。

以下、ヤルダーの夜の過ごし方について抜粋。

イランの各家庭では冬至の夜を年長者と共に、和気藹々とした雰囲気の中で過ごすよう努めます。

この日には、色々な宗教を持つイラン人の家庭の大半がろうそくの火や電気の光のもとで、楽しく過ごし、ソフレと呼ばれる食事用の敷物を広げて、この日のための独自の食べ物を並べます。

イランの多くの地域では、この独自の食べ物はシャベ・チャレと呼ばれており、7種類の果物と7種類の乾燥ナッツ類が含まれることが多くなっています。もっとも、時には7種類を超えることもあり、小麦の粒、麻の実、ひよこまめ、アーモンド、ハシバミ、スイカの種、かぼちゃの種、ひまわりの種、ピスタチオ、胡桃などの乾燥ナッツ類に添えて、ホソバグミ、干しブドウ、乾燥したイチジクや桑の実、干しあんずなどが使われます。

さらに、これに加えて各種の伝統的なお菓子や、現代的なお菓子、普通の果物も加えられることが多くなっているそうです。


親族から送られてきた写真。

スイカの飾り付けやカッティングなどがすごいのです。

冬至にはスイカやザクロといった赤い果物をいただきます。

赤い果物をいただくのは、一年でもっとも長い夜に明るさや温かさを取り入れるため、という説もあるようです。

日本では柚子湯が一般的ですが、「黄色」にも何か意味があるのかもしれませんね。


一人暮らしのころ、家には自分の胸の高さほどのクリスマスツリーを持っていました。

小さい頃から、毎年、出してきては飾り付けをするのがとても楽しみでした。

友人を招いてパーティーをしたり、プレゼント交換をしたり、いわゆる「クリスマス」を楽しんでいたなあ、と思います。

特にこの季節は大好きで、澄んだ空気やイルミネーションでキラキラした街を歩いていると、なんだかワクワクしてきます。

その気持ちは変わりないですが、年齢もあるのかもしれませんが、結婚してからはクリスマスの飾り付けもなんだか違和感を感じ、お部屋が暖かく感じるような雰囲気を作るぐらいになりました。


彼はまったくクリスマスを感知していません。お正月もお休みができて嬉しいぐらい。

やはり一番盛り上がるのは春分の日(イランのお正月)のようです。


私はインテリアや収納関係の住まいに関わる仕事をしていますが、日本は四季もあり、イベントごとの飾り物なども多くて、その収納場所の確保が必要なことが多いです。

クリスマスツリー、お雛様、兜、お正月飾り、などなど。

それに纏わるお重や寿司桶。


押入れの下部分ほどのスペースを占めたりする場合もあります。



イランでは新年の飾り物のみ、で量としてはこのぐらい。


まとまると小さな箱一つ分ぐらいでしょうか。

管理もしやすいですね。


どちらがいい、悪いはありませんが、文化の違いや慣習によってこんなにもモノの量が変わってくるのですね。

季節の飾り物ひとつをとってみてもその差はいろいろです。



イランとの繋がりができてからというもの、「イラン」というキーワードに敏感になりました。

そのせいか、それらの記事によく出会います。

先日も高城剛さんの記事を読んでいたら、「今、もっとも注目すべきはイラン。中国の次はイランが大成長する」と書かれていました。

これから投資が一気にイランに集中すると予測が。。。


経済に関しては全くわかりませんが、そうなのかしら〜〜??


あれほどエネルギッシュで独特な文化を持ち合わせるならば、まだまだ新しいことが起きていく可能性をたっぷり感じます。

これからの繋がりがますます楽しみですねー。




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